塾を探す前に読め。

塾なんていらない。

このブログに興味を持っていただいた方の中には、

お子様のための塾を探されている方が多くいるのではないでしょうか?

何故、塾を探しているのですか?

お子様の成績が悪いから。

学習習慣をつけさせたい。

今通っている塾から転塾を検討している。

大学、高校受験の追い込み。

他にも色々な理由があると思います

・・・が、本当にお子さんは塾に行く必要ありますか?

何故、安くないお金を払ってまで塾に行かせなければいけないのですか?

親が言っても勉強しないから。

勉強の仕方がわからないというから。

テストの成績が悪くて、自分から行かせて欲しいと言ってきたから。

・・・。

他にも様々な理由があるでしょうが、

少なくとも上にあげた例に近いのであれば、塾に行く必要はありません。

むしろ悪影響すらあるのではないかと思っています。

何故そう言えるのか・・・。

それは、私が実際に塾を経営していたことも関係しています。

大手の個別指導塾で10年ほど働いた後、地方都市の駅前で個人塾を経営していました。

これまでに多くの生徒を指導してきて、喜びも悲しみも、苦しみも経験してきました。

現在、塾の運営は他社に任せていますが、それでも日々頑張っている生徒を思うと全力で応援したくなります。

そんな私が何故、塾を否定するようなことを書くのか。

指導に限界を感じているとか、自信がないであるとか、そういうことではありません。

小さな塾ですが、開校3年で国立大学の医学科に2名輩出しており、残念ながら不合格であった生徒の中にもセンター試験で800点以上の高得点を取る生徒もおりました。

これまでの経験を通じて感じるのは、塾に行く必要のない生徒の多さです。

もちろん、全てのお子さんが塾に行く必要が無い訳ではありません。

例えば、

・中学受験を検討している。

・現在優秀で更に高いレベルを目指している。

・受験直前でテクニックや情報を収集したい。

この3つに関しては、塾に行く意味は大いにあると思います。

ご存じとは思いますが、中学受験は高校・大学受験と比べてもかなり異質です。

お子さんが余程優秀であっても受験校の入試の特徴などの情報を持っている学習塾の指導や、保護者へのアドバイスは非常に助けになると思います。

また、現在優秀なお子さんは周囲との競争意識が芽生える集団指導でも、自分に必要な科目を自分のペースでどんどん進められる個別指導でも効果があると思いますので、目一杯塾を活用して使い倒しましょう。

最後に受験直前期の塾の必要性についてですが、本来テクニックや情報収集レベルでしか意味はありません。

塾側も分かりきっていますが売り上げのために、全力で指導します。

塾側の思うつぼとも言えますが、保護者も最後の悪あがきをさせてあげたいという思いがあると思います。

そうなる前に何とかしてあげたいと思いますが・・・。

先程の3つの例のような状況であれば、じっくり検討した上で塾を利用しながら頑張るべきだと思いますし、効果も見込めるのではないかと思います。

逆に言えば、これ以外のネガティブな理由ならば塾には行く必要はないと思いますし、

通ったとしても求めるような結果得られないのではないかと思います。

ここまで書いてきたことをシンプルにまとめるならば、

塾は勉強に困っている生徒が行くところではなく、勉強ができる生徒が更にできるようになる為に行くべき場所である。

と言った感じでしょうか。

何故、勉強に困っている生徒は塾に行くべきではないのか、

勉強に困っている生徒はどうすれば良いのか。

それらに対する答えと根拠、お伝えしたい事実などはこれからのブログで少しづつ

書いていきたいと思いますので、今後とも宜しくお願い致します。

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