真辺先生の解説。
今回は物理の力のモーメントを扱います。
力のモーメント
今回は物理の力のモーメントを扱います。
力のモーメントとは『ある力が物体を回転させようとする働き』のことで、大きく分けて、時計回りのモーメントと、反時計回りのモーメントがあります。
物体が回転していないときは、この時計回りのモーメントと反時計回りのモーメントが釣り合っている=大きさが等しい、と言えます。
力のモーメントの大きさは『力の大きさ×開園の中心までの距離』であらわされますが、ここで注意して欲しいのが、
回転の中心までの距離=力の作用線と中心の最短距離
ということです。
力の作用点と中心の距離と勘違いをしないようにしましょう。
また、物体が静止している時は物体に働く力も釣り合っているので、ほとんどの力のモーメントの問題では、『力のつり合いの式』と『力のモーメントのつり合いの式』の2つを立てて解いていくということは必ず覚えておいてください。
それでは例題で確認していきましょう。
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