真辺先生の解説。
今回は物理です。
力のつり合いは作図の順番をできるだけ統一しよう。
今回は物理基礎の『力のつり合い』を扱います。
問題を解くときは、必ず力の作図をして、考えるべき力の見逃しがないようにしましょう。
この『見逃しを防ぐ』という点では、作図の順番を自分の中で統一することが有効です。
ここで、その順番の例を紹介するので参考にしてみてください。
①重力 my(質量がある限りどんな時でも)
②垂直抗力 N(壁や床と接しているとき)
③張力 T(糸やヒモがたるまずにある時)
④弾性力 kx(ばねが伸び縮みしている時)
⑤摩擦力 (粗い壁や床に接している時)
普段の力学で登場する力はこの程度です。
自分の中で書きやすい順番を考えてみてください。
それでは例題に入りましょう。
例題と解説
復習が肝要。
今回の例題と解説はいかがだったでしょうか?
自分の中で順番を統一する、ルールを作るということは、物理の作図に限らず大切なことです。
問題を解きやすくなるうえに、ミスを減らすこともできます。
順番に迷わなくなるまでしっかり復習してくださいね。
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