川崎医科大学附属高校への興味。

勝手にレビュー

川崎医科大学附属高校。

医学部受験を考えたことがある方は名前くらい聞いたことがあるのではないでしょうか。川崎医科大学附属高校。


唯一の医科大学附属高校・・・。
推薦で医学科に入れる・・・。


・・・そんなことより、月謝があり得ないくらい高額!
というイメージが先行してますかね。

偏差値や学費、その他表面的な情報は調べたら色々出てくると思いますので、
単に興味がある方は他の方の情報ページに行った方が詳細が書かれていると思います。

ここから先は実際に川崎医科大学附属高校に行きたい人やその保護者、
若しくは、現在附属生で医科大学について知りたい方には役立つかな、と思い
書いております。

附属高校の現実

附属高校から川崎医科大学には内部進学する際、毎年3名以上の生徒が推薦を受けられず、再チャレンジということになっています。

更にこの資格は1年限り・・・。


つまり1浪しか認められていないようです。
ただ、1浪した生徒の99%は合格できているようなので、
90%以上の確率で3年以内に、99%で4年以内に川崎大学の医学科に合格できる。
といった形でしょうか。

川崎大学附属高校の生徒を指導している塾の方に聞くと、1年の浪人期間を岡山市内の某全寮制医学部専門予備校で過ごした生徒が残念な結果になってしまったそうです。

生活費なども含めるとかなりの金額になりそうですが、この1年で合格できないと更に悲惨なことになるのは目に見えているので、とやかく言ってられないですね。

その生徒は、今後川崎大学を含む医学科を一般入試で受け続けて医学科を目指すか、
進路の大幅な変更を余儀なくされてしまいます。

何故、推薦を受けられないのか

何故、せっかく入った附属高校で推薦を受けることができないのか。

それは・・・、勉強しないから。

身も蓋もないですが、本当にこれだけだと思います。
学校での学習も、普通の公立高校とほぼ変わらないそうですし、
推薦を受けるための試験も国立の医学科や私立の一般入試に比べると
かなり平易なものになっているようです。

それでも、やはり勉強に時間をかけないと、学力は上がらないですし、
普通に指導しているだけでは頑張り切れない子も少なからずいるようです。

定期テストと別に、大きなウエイトを占める判定基準があり、
それをしっかり対策出来なければ厳しいようですね。

附属生の塾事情

もちろん、優秀な生徒も在籍しており、塾に行かず独学で問題なく合格できる生徒が
いる反面、塾を利用している生徒もいるようです。

ただ、川崎医科大学附属高校は全寮制で外出できる曜日が非常に限定されていること、
また、倉敷のかなり辺鄙な場所にあるため、塾に通うのは大変なようです。

岡山の、先ほど出てきた某全寮制の医学部予備校やある程度川崎生を指導した経験のある個人塾を利用しているようです。
個人の方が時間や曜日に融通が利くんでしょうね。

2時間前に教えたこと、もう忘れとるんかーい(涙)

ということも多々あるそうです。

そういう子にはホントに根気よく付きっ切りで教えるしかないですよね。

更に、長期休暇中は寮ではなく、実家に帰省することになるため、
塾に来てもらっての指導が出来ず、しばらく面倒を見ていない間に成績が
無残なことになってしまった過去を踏まえ、現在は長期休暇中は通信指導で
面倒を見ているそうです。

ただ、川崎生の学力がなかなか向上しない原因の1つは騒がしい寮生活にもあるようで、実家で通信指導をすると意外と指導が捗るという話なので、なんとなく納得してしまいました。


昔と違い教育業界のブラック企業度は低下しているようですが、
個人塾や小規模の塾は引き続きブラック全開なので対応できる・・・、
と言ったところでしょうか(笑)

課金後がホントにつらい

課金。

川崎医科大学に内部進学した学生が実際に口にした言葉だそうです。

これは進級がシビアで大変だということです。


カリキュラムが独特ということもありますし、同一学年での留年は1年のみと決まっているので、少なくない学生が大学を辞める羽目になっているようです。

休学も永遠に続けられるわけではないので、しっかり勉強しないと進級できません。
特に課金者(内部進学者)は毎年30%程度留年しているようです。

大学生が塾を利用する時代

進級がどんなにシビアであっても卒業するためには留年するわけにはいきません。
そこで、塾などを利用する学生も少なくないようです。

最初に聞いたときは正直驚きました。

学生が塾に行くということよりも、医学部生の指導が出来る塾が
岡山にあるのか?
というところにです。

一番多いのは、内部進学のサポートをした生徒を、
そのまま学生になっても指導するパターンだそうです。

受かって、浮足立って、ヤバい・・・。

という流れにならないように、何とかして
勉強させるそうです。

川崎医科大学の学生を指導する塾としては、

岡山医学科進学塾という塾が有名だそうです。

医大生だけでなく、川崎医科大学附属高校の生徒さんの指導も行っているようです。

医学科は大変

昔は教育業界にいたので、生徒を指導する大変さは身に染みていますが、
医学科などの難関は、行くのも指導するのも本当に大変だなあと改めて思いました。

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